2017-07-09

【大阪大学】阪大のとある学生寮であった珍事件集

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普段は表面上は極めて平和な大学の学生寮ですが、数年に一回くらいのレベルでユニークな人間の事例研究ができる場面が到来します。今回はあくまで備忘録的に自分の回りで見聞きした興味深い事例をメモしていきます。

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1.被害妄想ストーカー
寮への帰り道の阪急バスの中で、とある寮生に悪口を言われたと勘違いしたらしい近隣の某BBAさん、なんとその寮生の部屋の前までしつこくついて行き、かれこれ5時間以上その場で大声で騒いだあげく、最終的に26時頃にようやく警察に回収されたそうです。


2.クレージー・ドアキッカー
夏休みのある日の深夜、誰もが寝静まっている頃に、上の階の住人がうるさいだのと意味不明な因縁をつけて、とある寮生が上の階の鉄のドアを鬼気迫る勢いで数十分蹴りつける事件が発生しました。悲劇は1回にとどまらず、日を空けてさらにもう一回!最終的に別の日に自治会員が関係者を集めて事情聴取などを行いましたが、結局本人からの謝罪はないどころか意味不明な理屈で暴れだす始末で、最終的にはこれまた5時間くらい無駄に浪費させられる結果に終わりました・・・もはや真夏の夜の悪夢。


3.月曜からプラウダ?
学生寮をシリーズで特集していた某テレビ番組のターゲットにされてしまったうちの寮ですが、取材班が収録に来てもヲタ部屋以外には大して笑えるネタは特になく、何を思ったか取材班のリーダー、なんとロシアンな裸踊りのニュースを捏造して全国に放送しました。当たり前ですが、この衝撃的な映像にドン引きした新入生によって、翌年の入寮者は激減!ジャーナリズムが追うべき「真実」とは何か?報道の裏側が垣間見れる興味深い事例でした。


4.蒸発
学生寮は毎年春の入寮シーズンの後、新規入寮者の何割かは、設備の汚さ・劣悪さや寮内での人間関係に絶望し、一週間以内に新居を見つけて脱落します。ここまでは想定内なのですが、数ヶ月程度経った後、前日まで普通にあいさつを交わしていた人の部屋が、次の日にはなんの前触れもなく空になっていたり、あるいは普通に使われていた部屋の住人が荷物を置いたまま消え、よくよく調査してみたら、そもそも一度も授業に出た痕跡がない・・・といった話もあるとかないとか。


5.深夜のおぞましい遠吠え
これは寮内の話ではないですが、ある季節になると深夜に寮の外からとんでもない音量で罵声が聞こえてきます。窓を閉めて早めに寝れば特に実害はありません。メンタルを鍛えたい方にはおすすめです。


6.腐海
寮生の部屋はそれぞれ一人部屋になっており、狭すぎるので改造の余地があるかどうかは疑問ですが、お部屋のインテリアをどうするかは各自の自由となっています。そんな自由放任主義のもと、とある部屋はゴミ屋敷ならぬ汚部屋に・・・部屋に居場所を失った荷物達はやがて共用の廊下まで・・・とにかく不快ってレベルじゃない!夏場に室内で生ゴミを数日間放置しておくと、お手軽に状況が再現できるのでおすすめです。


7.招かねざる客
夜遅くにバイトから帰って、自分の部屋を開けると、そこにはなんとパンツ一丁の男先輩と元女友達が!?そこで何があったのでしょうか?というか、それ以前に予告無しで人の部屋に勝手に入り込むのは普通に犯罪では?ちょっと自分の常識の理解が及ばない事例で衝撃的でした。


8.ガンジス河でバタフライ
箕面キャンパスの男子寮の風呂はシャワー室と大浴場が付いた銭湯方式になっており、当番制で風呂掃除をしています。ただ、数日間隔の当番が遅れたり、あるいはマナーの悪い非常識な人が現れると、本当に運が悪い時は大浴場がインドのガンジス川を想起する様相を呈することがあります。特に寮生でもない某運動部の集団が泥まみれでかけ湯もなしで大浴場に突入し、掃除もせずに消えていった時はなかなかひどかったです。そして、シャワー室の方は、トイレと勘違いしている珍妙な猿もいるらしく、シベリア送りにしてやりたくなります。とりあえず、大浴場に入る前にはかけ湯をして、風呂を出る前にはシャワーで体を流すことも覚えてもらいたいです。


9.学校の怪談
大阪大学の箕面キャンパスは、前身である大阪外国語大学のキャンパスを再利用していますが、よくよく観察すると、不自然なまでに建物の間や周辺にネットが張られているのがわかります。どうやら留年率が高い大学ならではの配慮だそうです・・・。一方、学生寮の方は時折、大規模な改修工事が行われるので、全てが昔のままということはないですが、こちらもよく観察すると、運が良ければ過去からのメッセージを発掘できるかもしれません。


10.過大請求
比較的安いことで有名な阪大の寮費は、固定費の家賃と変動費の光熱水費を合算した額が毎月自動で口座から引き落としされます。ただ、変動費の部分は人力で計測して計算しているためか、ある月の請求金額はとんでもないことになっており、請求書を見て驚く結果となりました。幸い、クレーム報告をしたところ計測ミスが発覚し、請求金額が平常通りになりましたが、もし、請求書の金額に気づいていなかったら・・・


ちなみに、こういった人間観察の対象を寮だけではなく大学全体に広げてみると、スーツケースブレーカー・二重人格キチガイ・陰湿ツイッタラー・軽トラ横転サークル、サークルクラッシャーさんにハートクラッシュされたお話、などなど自分たちの知っている世界がいかに広大で自分の常識が通用しない世界が存在しないのだと思わされる事象がいくつも存在します。今はIT化が進み、家の中でこの世の全てを知った気分になれますが、所詮、自分たちは井の中の蛙でしかないことを思い知らされます。

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※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです(笑)

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